audiobook.jpとaudibleを徹底比較【2023年版】

オーディオブック

オーディオブックは、通勤や家事などのスキマ時間に本を読むことができる便利なサービスです。日本国内では、Audibleとaudiobook.jpが2大オーディオブック配信サービスとして人気を集めています。

本記事では、Audibleとaudiobook.jpのメリット・デメリットを比較し、どちらのサービスがおすすめかを解説します。オーディオブック配信サービスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Audibleとaudiobook.jpの料金比較

料金比較

audiobook.jpの料金

audiobook.jpは、日本最大級のオーディオブック配信サービスです。聴き放題コースで15,000タイトルのオーディオブックを配信しており(総作品数は非公開)、小説、ビジネス書、自己啓発書、雑誌、漫画など、幅広いジャンルの作品を聴くことができます。
audiobook.jpの料金プランは、以下の通りです。

  • 聴き放題プラン:1,080円/月
  • 年割プラン(聴き放題):8,200円/年
  • 月額会員プラン:500~3,000円/月
  • チケットプラン:980円~

月額1,080円の聴き放題プランと、月額会員プラン、チケットプランの3種類があります。聴き放題プランでは、聴き放題でオーディオブックを楽しむことができます。私のおすすめは聴き放題プランです。毎月1冊以上読書される方は十分元が取れます。

聴き放題プラン14日間無料のお試し期間が設けられています。トライアル期間中は、すべての作品を聴き放題で楽しむことができます。

14日間無料のお試しはこちらから:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

audiobook.jpは、コスパよくビジネス書を楽しみたい方におすすめのサービスです。

Audibleの料金

Audibleは、Amazonが提供しているオーディオブックサービスです。月額1,500円で、オーディオブックが聴き放題です。

Audibleの料金は、以下のとおりです。

  • 月額プラン(聴き放題):1,500円/月
  • 年割プラン(聴き放題):なし
  • 月額会員プラン:なし
  • チケットプラン:なし

Audibleの料金プランはシンプルに月額読み放題プランの一択です。Audibleの料金は、他のオーディオブックサービスと比較して高めですが、以下のメリットもあります。

  • 日本語のオーディオブックが豊富に揃っている(特に小説分野が豊富です)。
  • 名作から話題作まで幅広いジャンルのオーディオブックが揃っている(有名な声優は俳優がナレーションしている本も多いです)
  • 無料の洋書の聴き放題も豊富です(一部有料あり)。

Audibleは、小説好きや、洋書も一緒に楽しみたい方におすすめのサービスです

Audibleとaudiobook.jpの料金の違い

Audibleは、月額1,500円で聴き放題のプランのみを提供しています。聴き放題対象の書籍は約12万冊(日本語に本は17,000冊)で、ビジネス書や自己啓発書、小説など、幅広いジャンルの書籍が揃っています。特に小説ジャンルが充実しています。

audiobook.jpは、月額1,080円の聴き放題プランと、月額会員プラン、チケットプランの3つのプランを提供しています。聴き放題対象の書籍は15,000冊で、Audibleよりも若干少ないですが、ビジネス書ジャンルが充実していて、Audibleにないビジネス書の古典や名著もおさえている点が嬉しいです。

料金面では、Audibleの方がaudiobook.jpよりも高めです。しかし、Audibleは聴き放題対象の書籍が多いので、たくさんオーディオブックを聞きたい人におすすめです。audiobook.jpは、聴き放題対象の書籍が少ない分、料金が安くなっています。また、年割プラン(8,200円)を利用することで、さらにお得にオーディオブックを楽しむことができます。

Audibleとaudiobook.jpの聴き放題タイトル数比較

比較

audiobook.jpの聴き放題タイトル数

audiobook.jpは、15,000冊の聴き放題タイトルを提供しています。ビジネス書や自己啓発書、小説、エッセイなど、幅広いジャンルの書籍が揃っており、自分の興味や関心に応じて選ぶことができます。また、新刊の書籍も随時追加されているので、常に新しい本を楽しむことができます。

Audibleの聴き放題タイトル数

Audibleは、洋書を含めると全部で約12万冊(日本語に本は17,000冊)の聴き放題タイトルを提供しています。ビジネス書や自己啓発書、小説、エッセイなど、幅広いジャンルの書籍が揃っており、自分の興味や関心に応じて選ぶことができます。また、新刊の書籍も随時追加されているので、常に新しい本を楽しむことができます。特に小説ジャンルの種類が豊富なのが特徴です。

Audibleとaudiobook.jpの聴き放題タイトル数の違い

聴き放題タイトル数は、Audibleが約12万冊(和書だけですと17,000冊)、audiobook.jpが15,000冊と、洋書も含めるとAudibleが多く、和書の聴き放題に限定するとほとんど変わりません。

聴き放題タイトル数の違いは、Audibleの方がもともとアメリカ発なので洋書のタイトルが多く、小説ジャンルが多いのに対し、audiobook.jpの方がビジネス書や自己啓発書のタイトルが充実しています。

どちらを選ぶかは、自分の好みのジャンルによって異なります。ビジネス書や自己啓発書をコスパよく聴きたい方はAudiobook.jp、小説やエッセイをよく聴く人はAudibleがおすすめです。
どちらも無料体験期間が設けられています。無料体験期間を利用して、どちらのサービスが自分に合っているか試してみることをおすすめします。

Audibleとaudiobook.jpの聴き放題タイトル数の違いをまとめると、以下のようになります。

  • サービス名:Audible VS audiobook.jp
  • 聴き放題タイトル数(和書):17,000冊 VS 15,000冊
  • ジャンル:小説、エッセイが多い VS ビジネス書、自己啓発書が充実
  • 無料体験期間:30日間 VS 14日間

Audibleとaudiobook.jpのメリット・デメリット比較

メリットデメリット

audiobook.jpのメリット

audiobook.jpのメリットは、以下のとおりです。

  • 月額料金が安い
  • 頻繁に5割引きや3割引きのサービスを開催
  • 読書会、父の日フェアなどのイベントが充実
  • ビジネス書が充実(Audibleにないビジネス書の名著もカバー)
  • 14日間の無料体験期間がある。
  • 3分要約本のコーナーがある(聴き放題会員限定サービス)
  • おすすめ本機能が、AIだけでなく「人」が選書していてバランスがよい

audiobook.jpの月額料金は、Audibleの約7割の価格です。そのため、コストパフォーマンスよくオーディオブックを楽しみたい人には、audiobook.jpの方がお得です。また、audiobook.jpでは、1冊から購入できるので、気に入った作品だけ聞くこともできます。

audiobook.jpのデメリット

audiobook.jpのデメリットは、以下のとおりです。

  • アプリが重い。
  • オーディオブックデータのダウンロードに若干時間がかかる。
  • メモ機能がない。

audiobook.jpのデメリットをめとめると、アプリが重く、本のダウンロードに若干時間がかかります。しかし、一般的なスマートフォンでしたら対応可能な容量ですし、本のダウンロードも隙間時間にまとめておこなっておけばよいので、個人的にはそれほど大きなデメリットとは感じません。

それよりも、やはりコスパよく読書を楽しみたいので、年割プランを活用すれば、年間たったの8,200円でオーディオブックが聴き放題というのが最大の魅力です。

Audibleのメリット

Audibleのメリットは、以下の通りです。

  • 約12万冊のオーディオブックを聴き放題で楽しめる(和書は17,000冊)。
  • 人気芸能人や声優が朗読する作品も多数。
  • 小説ジャンルや洋書のラインナップが充実。
  • 30日間の無料体験期間がある。
  • メモ機能がある(意外と知られていない?)

Audibleはオーディオブックのラインナップが豊富で、人気俳優や声優が朗読する作品も多数あります。

Audibleのデメリット

しかし、Audibleには、以下のようなデメリットもあります。

  • 月額料金が高い。
  • すべての作品が聴き放題ではない。
  • イベントや割引セールがほとんどない。

Audibleは、月額料金が高いため、利用を検討する際には、料金対効果をよく検討する必要があります。また、すべての作品が聴き放題ではなく、一部のタイトルはレ購入する必要があります。

Audibleとaudiobook.jpのメリット・デメリットの違い

Audibleとaudiobook.jpのメリット・デメリットを比較すると、以下のようになります。

  • 項目 Audible VS audiobook.jp
  • 月額料金 1,500円 VS 1,080円
  • オーディオブックのラインナップ数 12万冊(和書は17,000冊) VS 15,000冊
  • 人気俳優や声優の朗読 多数 VS 一部
  • 無料体験期間 30日間 VS 14日間

Audibleは、月額料金が高いですが、オーディオブックのラインナップが豊富で、人気俳優や声優の朗読作品も多数あります。また、30日間の無料体験期間があります。

audiobook.jpは、月額料金が安いですが、小説や洋書のラインナップが少ないです、無料体験期間は14日間です。

Audibleとaudiobook.jpは、どちらもオーディオブック配信サービスですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分のニーズに合わせて、最適なサービスを選んでください。

オーディオブックの聴き放題の作品数が少ない?

疑問

 

一部のユーザーからは「オーディオブックの聴き放題の作品数が少ない」という声が上がっています。以下では、その背景と解決策について解説します。

自分の好きなジャンルや作品が揃っていない

まず、オーディオブックの「作品数が少ない」と感じる一つの理由は、自分の好きなジャンルや作品が揃っていないと感じることです。オーディオブックは書籍を音声化する手間がかかるため、すべてのジャンルや作品を揃えるのは難しいのが現状です。

解決策としては、オーディオブックサービス会社によって揃えている作品ジャンルの得意不得意があります。これらの特徴と自分のニーズがあったオーディオサービス会社を選ぶことで作品数が少ないと感じる不満が解消されます。

例えば、小説をメインで聴きたい場合は、Audibleがおすすめです。村上春樹や池井戸潤の小説をはじめ、芥川賞、直木賞、本屋大賞と獲った作品の多くをAudibleで楽しむことができます。

他方、ビジネス書や自己啓発書を中心に聴きたい場合は、Audiobook.jpがコスパがよくおすすめです。最近(2023年6月)ですと、「バナナの魅力を100文字で伝えてください」「夢をかなえるゾウシリーズ」「ユダヤ人大富豪の教え」「ロングゲーム」や、メンタリストDaigoさんの「後悔しない超選択術」などといった本が無料で楽しめます。

検索機能が不十分

次に、オーディオブックを探す際の検索機能が不十分であるという点も、作品数が少なく感じる一因と言えます。利用者にとって必要な情報がすぐに見つけられない場合、サービス内の作品数が十分であっても作品数が少ないと感じてしまうことがあります。

解決策としては、オーディオブックアプリの検索機能はGoogle検索機能ほどのフレキシブルさがありません。ですので、「ずばりこの本を聴きたい」というときにはタイトルや著者名を正確に入力する必要があります。

また、作品名にこだわっていない場合は「プレゼンテーション」「ロジカルシンキング」「コーチング」「交渉術」「ネゴシエーション」など、自分の目的にあった検索ワードで検索すると、人気作品順に表示されます(人気順だけでなく、発売日が新しい順、価格が安い順など、並び替えの基準を変更することも可能です)。

オーディオブックを安く購入する方法

お得に購入

 

オーディオブックを安く購入する方法はいくつかあります。

無料体験キャンペーンを利用する

オーディオブックサービスでは、無料体験キャンペーンを実施していることが多いです。この無料体験キャンペーンを利用すれば、無料でオーディオブックを楽しむことができます。

すでにご説明済みですが、Audibleでしたら30日間、Audiobook.jpでしたら14日間の無料体験キャンペーンがあります。

セールやキャンペーンを利用する

オーディオブックサービスでは、セールやキャンペーンを頻繁に開催しています。セールやキャンペーンを利用すれば、通常よりも安くオーディオブックを購入することができます。

Audibleでしたらいつでも3割引きでオーディオブックを購入することができます。聴き放題サービスに加入してAudibleの会員になる必要があります。

Audiobook.jpの場合は、不定期に、会員限定や聴き放題サービス会員限定で、30%~50%オフの割引セールを実施しています。多き時ですと毎週実施しているイメージです。

私の場合、このAudiobook.jpの50%割引サービスを活用して、新作や洋書の翻訳版でAudibleでも無料聴き放題作品にならないような本を購入しています。

例えば、最近ですと、「限りある時間の使い方」「「静かな人」の戦略書」ドラッカーの本などを半額で購入しました。

”オーディオブック=高い”といったイメージがあるようですが、このようなセールを利用すると、紙の本よりも安く購入することが可能です。

ポイントを貯める

オーディオブックサービスでは、ポイントを貯めるシステムを導入していることが多いです。ポイントを貯めると、そのポイントを使ってオーディオブックを購入することができます。ポイントを貯めるには、オーディオブックを購入したり、キャンペーンに参加したりするなどの方法があります。

Audibleではこのようなサービスは現在実施していませんが、Audiobook.jpでは頻繁に実施しています。例えば、何もしなくても不定期に300ポイント(300円相当)くれたり、アンケートに答えると100ポイント、イベントに参加すると300ポイントなどなど、頻繁にポイントキャンペーンを実施してくれるのが嬉しいです。

このポイントサービスと先ほどご紹介した半額セールを併用すると、1500円するビジネス書がわずか150円で購入できたこともあります(1500÷2-300-300=150円)。

まとめ

 

まとめ

Audibleとaudiobook.jpは、それぞれにメリットとデメリットがあります。

Audibleのメリットのまとめは、以下のとおりです。

  • オーディオブックのラインナップが豊富(12万冊以上)
  • 人気俳優や声優の朗読作品が多数
  • 30日間の無料体験期間あり

audiobook.jpのメリットのまとめは、以下のとおりです。

  • 月額料金が安い(1,080円)*年割プランなら8,200円とさらにお得
  • 定期的に5割引きや3割引きのサービスを開催(会員限定)
  • 読書会、父の日フェアなどのイベントが充実
  • 最近、「3分要約本コーナー」が追加
  • AIだけでなく「人」が選書しているおすすめ本コーナーがおすすめ

Audibleは、小説や洋書のラインナップが豊富で、人気俳優や声優の朗読作品も多数あるため、少し割高でもビジネス書だけでなく小説も楽しみたい、洋書を聴いて英語の勉強をしたい方におすすめです。

audiobook.jpは、月額料金が安くビジネス書が充実、半額セールなどのプロモーションやポイントサービスの実施、各種イベントなども豊富ですので、ビジネス書や自己啓発書を中心に、コスパよく読書を楽しみたい方におすすめです。

どちらのサービスも、無料体験期間があるので、お試しで利用してみることをおすすめします。

Audiobook.jpの無料体験はこちら:オーディオブック配信サービス – audiobook.jp

Audibleの無料体験はこちら:Amazonのオーディオブック配信サービス‐Audible

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